心のコンパス

先月、「パイレーツオブカリビアン」を観てきた。

 

ジョニーデップ扮する、ジャックスパロウ船長

 

余談だが、SPARROW とは「すずめ」という意味。

 

 

彼の持つコンパスは、とても不思議なコンパスで、

 

それを持つ者が、本当に欲しい場所、生きたい方角を指し示す。

 

もし、それと違う方向へ行こうとすると、障害、厄災が起きる。

 

 

 

最後のシーンで、彼の言った言葉が忘れられない。。。

 

一度は彼を見限った乗組員が、

 

ジャックスパロウの元に戻ってきて、

 

「船長、次は、どこへ行きましょうか?」

 

との問いかけに、

 

 

 

「The world beyond the horizen is waiting for me 」

 

「地平線の向こうが俺を待っている」

 

 

 

記憶は定かではなく、

 

今となっては、後付けの英語だが、

 

このようなニュアンスの言葉を確か喋った様に思う。

 

 

そして、ストーリーの中に出てきた、

 

元科学者の女性が、

 

天体の星読みで、ジャックスパロウたちを、

 

「ポセイドン槍」のありかへと導く。

 

その槍とは、

 

過去の無念な想いを昇華しきれないまま

 

死んでいった、海賊たちの呪いを解くための秘宝だ。

 

その道中で、今まで、科学者としては、否定し続けてきた、

 

亡霊、人の呪いの念、愛の念の力、

 

人間の叡智をはるかに超えた、

 

偉大なるものの存在を

 

彼女は、信じるようになっていく。

 

 

生きるという事は、過去の呪いを解き、

 

より自由になり、愛に目覚めていくことではないかと

 

重ねるところがある。

 

 

同じく、航海図しか信じなかった、乗組員たちも、

 

夜空に輝く星々から、宇宙の神秘を知る。

 

 

価値観の融合というか、

 

人と人が、触れ合う中で、

 

今までの人生の中になかったものが芽吹き、

 

動き始めるることの感動。

 

 

ジャックスパロウという人物は、

 

とてもゆるんでいて、

 

その分、肝心な時は、大変頭の回転早く、機転が利く。

 

いつも酔っぱらって、千鳥足だが、

 

繊細に人の気持ちを汲み取ることができ、

 

どんなに無茶をしても、人を傷つけない優しさがある。

 

とても愛らしい人間だ。

 

 

人生の瞬間瞬間を、エネルギッシュに生き、

 

自分の心に正直に、

 

冒険し続ける少年のような魂に

 

大変、共鳴した!

 

大して映画フリークでもない私が、

 

上映されているうちに、もう一度観に行きたい

 

そう思えるほどの、

 

深い作品だった。

 

 

サントラのオーケストラは、

 

身体と心に、言葉では伝えられない波動を

 

ズシリと響き渡らせる。

 

 

ディズニーには、いつもながら脱帽だが、

 

こういうスケールの大きい映画を生み出す、

 

LA    ” ハリウッド” という土地を

 

私の心のコンパスがずっと指し続けている。(笑)